【体育の地獄が終わる】走るのが遅い子が“急に速くなる”遊びの正体
- elsol えるそる

- 2月2日
- 読了時間: 4分
「うちの子、走るのが本当に遅くて…」 「体育のかけっこが近づくと、学校に行きたがらない」 「もうセンスの問題なんでしょうか?」
こう感じている親御さんは、実はとても多いです。でも、まず最初にこれだけは知っておいてください。
走るのが遅い=センスがない、ではありません。
むしろ逆で、「ある大事な部分が、まだ育っていないだけ」というケースがほとんどです。

「遅い=センスなし」ではない
走るのが速い・遅いは、才能で決まると思われがちですが、小学生前後の子どもに関して言えば、それはほぼ誤解です。
なぜなら、走るという動きは
足の力
腕の使い方
身体のバランス
タイミング
これらが同時に噛み合ったときに初めて速くなります。
どれか一つでも欠けていれば、いくら一生懸命走っても速くなりません。
つまり、「遅い」のではなく「走り方の部品が、まだ揃っていない」だけなんです。
速く走れない子の共通点
走るのが苦手な子をよく観察すると、いくつかの共通点が見えてきます。
よくある特徴① 足が前に出ない
膝が上がらない
足を“引きずる”ように走る
スタートでつまずきやすい
これは脚力不足ではなく、「どう前に出せばいいか分かっていない」状態。
よくある特徴② 腕が使えていない
腕が横に振れている
小さくしか動いていない
そもそも意識がいっていない
腕は“飾り”ではなく、走るリズムを作る重要な役割があります。
よくある特徴③ 走ると身体がバラバラ
上半身だけ前に倒れる
足と腕のタイミングがズレる
すぐ疲れる
これは努力不足ではなく、全身を一緒に動かす感覚がまだ育っていないだけです。
速くなるのは練習じゃなく“遊び”から
ここで、多くの親がやってしまうのが
フォームを教えようとする
「もっと腕振って!」と言う
何本もダッシュさせる
でも、走るのが苦手な子にとって、これらは“できないことの確認作業”になりがちです。
大切なのは、走り方を教える前に、走りたくなる状況を作ること。
その最短ルートが、鬼ごっこのルールを少し変えることです。
親子でできる鬼ごっこ改造ルール3つ
ここからは、家でも公園でもできる「走るのが苦手な子ほど効く」鬼ごっこです。
① スタート鬼ごっこ(合図ダッシュ)
ルール
親が「よーい…ピッ!」と合図
合図と同時に3〜5秒だけ全力ダッシュ
すぐ止まってOK
ポイント
長く走らせない
“一瞬だけ速く走る”を体験させる
👉 スタート反応と足の出し方が自然に育ちます。
② 方向転換だらけ鬼ごっこ
ルール
まっすぐ逃げるの禁止
ジグザグ、くるっと方向転換しながら逃げる
ポイント
速さより“切り返し”重視
追いかける親は本気で負ける
👉 身体のバランスと足の使い方が一気に良くなります。
③ 腕ぶら禁止鬼ごっこ
ルール
腕をしっかり振らないと捕まる設定
腕が止まったらアウト
ポイント
フォームを教えない
親がオーバーに腕を振って見せる
👉 腕と脚の連動が、遊びの中で身につきます。
学校の体育で変化が出るまでの目安
「これ、どのくらいで変わりますか?」という質問、よく聞きます。
目安としては、
週2〜3回
1回5分〜10分
鬼ごっこ1〜2種類
これを2〜3週間続けると、
走るフォームが変わる
本人が「前より速いかも」と言い出す
体育への抵抗感が下がる
という変化が出ることが多いです。
大事なのは、記録を縮めることより、怖さを減らすこと。
怖さが減ると、走りは勝手に良くなります。
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まとめ
走るのが遅い子は、センスがないわけでも、努力不足でもありません。
足が出ない
腕が使えていない
全身がバラバラ
ただそれだけです。
そしてそれは、練習ではなく“遊び”の中で整えるのが一番早い。
鬼ごっこを少し変えるだけで、走りは驚くほど変わります。
まずは今日、どれか1つだけでOK。
「体育の地獄」は、家庭の遊び方ひとつで終わらせられます。




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