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【物語連載①】運動が嫌いな主人公が“たった1つの出会い”で変わる話

※今回から3話完結の連載になります。


主人公紹介(運動が嫌い・恥ずかしい)

主人公の名前は、ユウ。小学3年生。

走るのが遅い。ボールが怖い。縄跳びは、クラスで一番引っかかる。

だからユウは、運動が嫌いだ。

正確に言うと、**運動そのものより「できない自分を見られるのが嫌」**だった。

体育の時間、みんなが校庭に向かう中で、ユウの足取りはいつも重い。

「今日も、か…」


体育の日が憂うつな理由

体育の時間は、ユウにとって“テスト”みたいなものだった。

できる子は褒められて、できない子は、何も言われない。

でも、何も言われないのが一番つらい。

跳び箱の前で止まってしまった時、縄跳びで引っかかった時、ドッジボールで逃げ回っている時。

誰も責めていないのに、ユウは勝手に思ってしまう。

「やっぱり、ぼくはダメなんだ」

だから、体育のある日は、朝からお腹が痛くなる。


ある日出会う謎のコーチ

そんなある日、学校の帰り道、公園のすみでちょっと変わった大人に出会った。

ジャージ姿で、なぜか片手に風船を持っている。

「お、ちょうどいいところに来た」

突然そう声をかけられて、ユウはびくっとした。

「ねえ、走るの嫌い?」

いきなり核心を突かれて、ユウは答えられなかった。

その人は笑って、こう言った。

「大丈夫。今日は勝たなくていいから」


「運動=勝ち負けじゃない」と知る

その人は、ユウに風船を渡した。

「これ、落とさないで歩いてみて」

走らなくていい。跳ばなくていい。ただ、風船を落とさないように歩くだけ。

ユウは拍子抜けした。

でも、やってみると――意外と難しい。

少し速く歩くと落ちそうになる。止まると、バランスが崩れる。

「お、今のいいね」

初めて、“できた瞬間”をちゃんと見てもらえた。

その人は言った。

「運動ってさ、勝つためにやるものじゃないんだよ 昨日の自分より、ちょっと動けたら、それでOK」

ユウの胸の奥が、少しだけあたたかくなった。

次回予告(小さな挑戦へ)

帰り道、ユウは思った。

「明日の体育、ちょっとだけやってみようかな」

走らなくていい。上手じゃなくていい。

“昨日の自分より、ちょっと”

それだけでいいなら、やってみてもいいかもしれない。

次回、ユウは初めて「逃げない体育」に挑戦する。


LINE公式の案内

この物語は、実際に多くの子どもたちが感じている気持ちをもとにしています。

「できない自分を見られるのが怖い」「頑張っても報われない気がする」

そんな子どもたちに、どう声をかけ、どう関わればいいのか。

スタジオえるそるの LINE公式では、

  • 運動が苦手な子の“心の段階”解説

  • 親がかけると楽になる言葉

  • 遊びから始める運動のヒント

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をお届けしています。


まとめ

運動が嫌いな子は、怠けているわけでも、甘えているわけでもありません。

  • 恥ずかしかっただけ

  • 傷つくのが怖かっただけ

勝ち負けの外側に出た瞬間、子どもは動き始めます。

この物語は、まだ始まったばかり。

次回、ユウが踏み出す“本当に小さな一歩”を、ぜひ一緒に見守ってください。

 
 
 

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