投げ方編【運動能力が爆上がる基本動作講座】
- elsol えるそる
- 4月24日
- 読了時間: 4分
投げる
運動能力を上げたい、スポーツがもっと上手くなりたい。そんな方にとって「投げる動作」は、子どもから大人までとても重要な基本動作のひとつです。この記事では、投げる動作を段階的に分かりやすく解説し、体のどの部分をどう使えば、より遠くへ、より正確に投げられるかを解説します。動画がなくても、誰でも実践できる内容になっています!
1,投げる動作を分解しよう
まずは「手首」だけで投げてみる
投げる動きの一番小さい動作は「手首」だけを使ったものです。ボールやお手玉など、何か軽いものを持ち、手首をパッと返して投げてみてください。この動きだけでも物は前に飛びますが、力はあまり強くありません。まずは自分の手首を意識して、小さく投げることからスタートしましょう。

次は「肘」の動きを加える
手首だけでなく、肘を使ってみましょう。肘を曲げて前方へ伸ばすことで、手首だけの時よりも遠くに投げることができます。ポイントは「肘を引いてから前に振り出す」こと。この時、最後に手首を軽く返す(スナップを効かせる)と、さらに勢いがつきます。

「肩」まで使うとさらにパワーアップ
さらに肩の動きを加えます。肩を後ろに引き、肘も一緒に引いてから、肩→肘→手首の順でしなやかに振り出します。この時は「伸ばす→曲げる→振る」という3段階を意識しましょう。肩までしっかり使うことで、驚くほど投げる距離が伸びていきます。

2,体幹・上半身の「ひねり」が飛距離を決める
体の回転を意識してみよう
ここからは少しレベルアップ!ただ腕を振るだけでなく、「体の回転(ひねり)」を意識します。
両手を左右に広げて、体を左右にねじってみてください。
投げたい方向と反対側へ腕を引き、体をしっかりひねります。
体の回転とともに、反対側の腕は自然に下がります。
投げる動きに合わせて、腕全体を前方へ振り抜きます。
この時、常に背筋を伸ばして体の「一本の軸」がブレないように意識しましょう。上半身をひねることで、より大きな力を生み出せます。

3,下半身・体重移動でパワーは最大に!
投げる動作に「体重移動」を加える
強く遠くに投げるには「下半身の力」も不可欠です。体重移動とは、重心を左右・前後に移動させながら力を伝える動作のこと。
立った状態で、左右どちらかの足に体重を乗せてみます。
投げる方向と逆の足に重心を移し、そこから前足(投げる側)へ体重をスムーズに移動させます。
体をひねりながら、後ろ足→前足へとしっかり重心移動しましょう。
これにより、体全体のエネルギーが投げる腕に効率よく伝わります。ただ足を動かすだけでなく、「後ろから前へしっかりと体重を乗せる」のがコツです。

4,すべてを連動させて投げる!〜実践ステップ〜
上半身と下半身の動きを一連の流れに
さあ、いよいよ実践です。今まで学んだポイントを連動させて、全身を使った「正しい投げる動作」を身につけましょう!
構え 足は肩幅、ボールを持ち、体重は後ろ足に乗せる。
体をひねる 投げたい方向と反対側に上半身をしっかりひねる。
腕の動き 肩→肘→手首の順に滑らかに振り抜き、最後は手首のスナップを効かせる。
体重移動 後ろ足から前足へ、体重を移しながら腕を前に振り抜く。
フォロースルー 投げ終わった後、自然に前足に体重が移り、後ろ足が軽く浮くくらいでOK。
この一連の流れを何度も繰り返してみてください。はじめはぎこちなくても、繰り返し練習することで、無駄な力みが抜けて自然なフォームに近づきます。

5,ワンポイントアドバイス&応用
✅投げる動きには「逆側の手(グローブを持つ側など)」も大切です。
投げる手と反対側の手を引くことで、体がしっかりねじれ、パワーが最大化します。
✅「軸(背骨)」を意識して、背筋は常に伸ばすこと。
✅力を入れすぎず、動きの流れ・リズムを大切にしましょう。
✅いきなり全身連動を目指す必要はありません。手首→肘→肩→体→下半身と、
少しずつ段階的にマスターしていくのがおすすめです。
まとめ
投げる動作は、手首・肘・肩・体幹・下半身と、全身を使った複合的な動きです。段階ごとにポイントを押さえ、連動させることで、誰でも「投げるフォーム」が綺麗に、力強くなります。
運動が苦手な人も、「どこをどう使うか」を意識して少しずつ練習すれば、必ず上達します。ぜひ今日から、あなたも「投げる動作」にチャレンジしてみてください!
「なるほど!」「やってみたい!」と思った方は、コメントやシェアもお待ちしています!
頑張ってください!💪🔥
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