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バク転が上手くなりたかったら逆立ちのレベルを上げよう

更新日:9月20日


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バク転は画像の通り、途中で「逆立ち」を通ります。

ココがしっかり支えられないと技の途中で崩れてしまい、頭から落ちてしまうかもしれません。


「支えられないなら、手を着かなければいい!」


それはバク転ではなく、バク宙です。違う技です。

それはさておき、バク転にかかわらず、体操的な動作の全ての基礎となるのがこの「逆立ち」です。

正確には「倒立」です。


※「逆立ち」は手で立っている状態の総称。「倒立」は逆立ちの中でも、全身が一直線になっている状態。


そして、この「倒立」の中に、体操の基礎が全て詰め込まれているといっても過言ではありません。

では「倒立」をもう少し細かく説明すると

  • 手は地面を掴むように支持する

  • ひじは外向きで、曲げずに真っ直ぐ伸ばす

  • 手、肩、腰、足の先まで一直線にする

  • 腰を反ったり、膝を曲げたりしない

  • 背筋を伸ばして足先を揃えて天井の方へ伸ばす

  • 手で地面を押し込むように自分を高くもちあげる

  • お尻をキュッとしめる

  • 全身で1本のまっすぐな棒になるイメージ


腹筋を中心に全身の姿勢を上下に伸ばしてキープ。 支持、しめ、伸び、この3大要素が体操には必要。

そしてその3大要素が全て詰め込まれているのが「倒立」です。


バク転に限らず、側転やハンドスプリングなどにも倒立の要素は必須です。


まずは壁を使って練習しましょう!

逆立ち
逆立ち

まずは上の写真のように壁にかかとを付けて支えるところからやってみましょう。

おそらくほとんどの人が写真のように身体を反らした状態になります。これは「逆立ち」です。

ポイントは、手、肩、腰の位置がまっすぐ揃っていること。

この位置が揃っていないと、腕にかかる負担が強くなり、ただしんどいだけです。

倒立
倒立

では、倒立の練習をする場合は、上の写真のようにお腹を壁側にしてやってみましょう。

壁から少し離れたところに手を置いて、腕立て伏せのような姿勢で壁につま先を置いて、徐々に高い位置に持っていきます。それに合わせて手はだんだん壁に近づいてきます。

上の方で説明した「倒立」の意識がないと、壁まで近づいて来られません。

身体の感覚で分かるまで、何度も挑戦してみましょう!




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