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ジャンプ【運動能力が爆上がる基本動作講座】

執筆者の写真: elsol えるそるelsol えるそる

運動能力が上がる基本動作「ジャンプ」

今回は「ジャンプ」の動作について解説していきます。


ジャンプ
ジャンプ

ジャンプに関する悩みとして、以下のようなものが挙げられます。

  • 地面から足が全然浮かない

  • 足が後ろに抜けるような動きになってしまう

  • 体が上に上がらない


これらの問題を解決するために、ジャンプを 「上半身の使い方」→「下半身の使い方」→「連動」 の3段階に分けて説明していきます。


① 上半身の使い方

ジャンプと聞くと「足の動作」ばかりを意識しがちですが、実は 上半身の動きも重要 です。上半身をうまく使うことで、より高く飛ぶことができます。

まず、腕の動きを意識しましょう。

  1. 腕を大きく振る

    • 腕を大きく後ろに振り、そこから勢いよく前方・上方に振り上げます。

    • これにより、体を上に引っ張る力が生まれます。

  2. バンザイの動き

    • 両腕を思い切り上に伸ばすと、体が自然に上に引っ張られる感覚が生まれます。

    • これがジャンプ時の「上半身の引き上げ」の力になります。

  3. 軽く前傾して助走をつける

    • ジャンプする際は 軽く前傾する のが理想的です。

    • 体を少し前に倒しながら腕を後ろに振り、そこから一気に上方に振り上げるとスムーズにジャンプできます。

この腕の使い方を意識するだけで、ジャンプの質が大きく変わります。


腕の振りは大きく上まで
腕の振りは大きく上まで

② 下半身の使い方

ジャンプするために最も重要なことは 「膝をしっかり曲げる」 ことです。

  1. 膝を曲げる → 伸ばして地面を蹴る

    • 膝を曲げることで、地面を押し出す力が強くなります。

    • 膝をほとんど曲げずに飛ぼうとすると、ジャンプ力が弱くなります。

  2. しゃがみすぎない

    • しゃがむ深さは適度にするのがポイント。

    • 深くしゃがみすぎると、ジャンプする前に力を使い切ってしまうため、かえって飛べません。

    • 自分が一番飛びやすい深さ を探してみましょう。

  3. バランスを意識する

    • ジャンプした時に フラつかない ように、重心をしっかり安定させることも大切です。

    • 片足ジャンプのトレーニングを行うと、バランス感覚が養われ、より高いジャンプができるようになります。


ひざは思ったよりも曲げてみる。だが曲げすぎても跳びにくい。
ひざは思ったよりも曲げてみる。だが曲げすぎても跳びにくい。

③ 上半身と下半身の連動

最後に、一番重要な 「上半身と下半身の動きを連動させる」 ことについて説明します。

ジャンプが上手くいかない原因の一つは、腕の振りと膝の伸ばしが バラバラのタイミングで行われている ことです。


  1. 腕を後ろに引いたとき → 膝も曲げる

  2. 腕を振り上げる瞬間 → 膝を一気に伸ばしてジャンプ!


この 動作のタイミングを合わせる ことで、体がスムーズに上へ持ち上がります。


【悪い例】

  • 腕を振るタイミングと膝を伸ばすタイミングがズレている

  • 腕を振り終わった後に膝を伸ばす

  • 膝を伸ばした後に腕を振る


腕を振るタイミングと膝を伸ばすタイミングがズレている
腕を振るタイミングと膝を伸ばすタイミングがズレている
腕を振り終わった後に膝を伸ばす
腕を振り終わった後に膝を伸ばす
膝を伸ばした後に腕を振る
膝を伸ばした後に腕を振る

【良い例】

  • 膝を曲げるタイミングと腕を後ろに振るタイミングを揃える

  • 膝を伸ばすタイミングと腕を上げるタイミングを揃える


良い例
良い例

腕の振りがうまくできない人は、 正座の状態から腕を振って立ち上がる練習 をしてみましょう。腕を振る力を使

正座の状態からジャンプ
正座の状態からジャンプ


また、横から見たときに 腕の振り上げの頂点と、膝が伸び切るタイミングがピッタリ合う ように意識すると、より効率よくジャンプができます。


まとめ

  • 上半身の使い方 → 腕の振りを活用して、体を引き上げる

  • 下半身の使い方 → 膝をしっかり曲げて、適度な深さから地面を蹴る

  • 動作の連動 → 腕と膝の動きをピッタリ揃えることで、スムーズにジャンプできる

ジャンプの質を向上させるために、 まずは腕の使い方を意識することから始めてみましょう!

 
 
 

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