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体育になると元気がなくなる子いませんか?

体育の時間になると、急に表情が変わる子がいます。

さっきまで楽しそうにしていたのに、笛の音が鳴った瞬間、視線が下を向く。

・「どうせできないし…」

・「また失敗するかも…」

・「見られるのが嫌だ…」

そんな気持ちを抱えながら、グラウンドに立っている子がいます。


親としては思いますよね。

「少しは頑張ってほしい」

「できるようになれば楽しくなるのに」

「なんでやらないんだろう」

でも、その子の中ではすでに“戦い”が始まっています。


できない自分と、周りの目と、失敗への恐怖。

体育が苦手な子は、サボっているわけじゃない。

ただ、“動けない状態”にいるだけなんです。

苦手の原因は能力ではなく“状態”

ここで一つ、はっきりさせておきたいことがあります。

体育が苦手な原因は「能力」ではありません。

これは断言できます。


多くの人がこう思っています。

「運動神経が悪いからできない」

「センスがないから仕方ない」

でも、実際に現場で見ていると違う。


できない子に共通しているのは、

・体の使い方を知らない

・動きのイメージが持てない

・成功体験がない

この3つです。


つまり、

👉 「できない能力がある」のではなく

👉 「できない状態にいるだけ」

なんです。


この違い、めちゃくちゃ大きいです。

なぜなら——

状態は変えられるから。


練習すればできるは間違い

ここで、多くの人がハマる落とし穴があります。

それが、

「とにかく練習させればいい」

という考え方。


・何回も跳ばせる

・何回も走らせる

・何回もやらせる

一見、正しそうに見えますよね。

でも、これは半分正解で、半分間違いです。


なぜなら——

間違った状態のまま練習しても、間違いが強化されるだけだから。


例えば、縄跳びができない子に対して、

「もっとやりなさい!」

「回数こなせばできる!」

と言ってしまうとどうなるか。

👉 できない動きを、何度も体に刻み込むことになる。


結果、

・できないまま時間だけ過ぎる

・自信がなくなる

・さらに苦手になる

最悪のループです。


練習は“正しい状態”でやって初めて意味がある。

これ、めちゃくちゃ重要です。


安心と成功体験が先に必要

じゃあ、どうすればいいのか。

答えはシンプルです。

👉 安心 → 成功体験 → 練習

この順番です。


でも多くの人は逆をやっています。

👉 練習 → 失敗 → 自信喪失


これじゃあ、うまくいくわけがない。

人はどうやって成長するのか。


それは、

👉 「できた!」という感覚をきっかけに変わります。

この「できた!」が、

・楽しい

・もう一回やりたい

・もっとやりたい

という感情を生む。


つまり、

👉 成長のエンジンは“成功体験”なんです。

そしてその前提にあるのが、

👉 安心できる環境。

失敗しても大丈夫。笑われない。ちゃんと見てもらえる。


この状態があるから、挑戦できる。

👉 体育が苦手な子に必要なのは、根性じゃない。

👉 安心と成功体験です。


一度の成功で変わった子の話

ある子の話をします。

小学4年生の男の子。体育が大嫌いで、特に跳び箱が苦手でした。

助走して、止まる。毎回それの繰り返し。

先生にも言われる。

「もっと勢いよく!」

「怖がらずにいけ!」

でも、本人は無理なんです。


なぜか?

👉 怖いから。

そこでやったことはシンプルです。

・いきなり跳び箱はやらない

・まず“手をつく動き”だけやる

・次に“ジャンプだけ”やる

つまり、分解。


そして、

「これならできる」という状態を作った。

するとどうなったか。

数分後。

その子は、初めて跳び箱を越えました。

一瞬、時間が止まったような顔。

そして、

「え…できた…」

その後の変化は早かった。

・自分からもう一回やる

・笑顔になる

・体育を嫌がらなくなる

👉 変わったのは能力じゃない。

👉 “きっかけ”です。


簡単な成功体験を作る

ここで重要なのは、

「できるレベルまで下げる」こと

多くの人は、

「本番をやらせる」ことにこだわります。

でも、それだと失敗する。

だから、

成功できる形に変える。

・高さを下げる

・動きを分ける

・難易度を落とす

これでいいんです。

むしろこれが正解。


なぜなら、

👉 成功体験は“難しさ”ではなく“実感”が大事だから。


一回でもいい。

「できた!」

これが入ると、 人は一気に変わる。


順番を間違えると逆効果

ただし、ここには落とし穴があります。

👉 順番を間違えると、逆効果になります。

・いきなり本番

・失敗

・自信喪失

これを繰り返すと、

👉 「やっぱり自分はできない」と確信する


この状態になると、

・挑戦しなくなる

・逃げるようになる

・本当にできなくなる

👉 これが“固定化”です。


だからこそ、 最初の一歩がめちゃくちゃ重要。

最初に失敗を積ませるか、最初に成功を積ませるか。

この違いで、 その後の人生が変わると言ってもいい。


正しい順番を知りたい方へ

ここまで読んで、

もし少しでもこう思ったなら——

「もしかして、この子変わるかも」

「やり方が間違ってただけかもしれない」

その感覚、正しいです。


体育が苦手な子は、

正しい順番でやれば変わります。

しかも、一瞬で変わることもあります。

ただし、その順番は、

自己流では見つけられないことが多い。

・どこがズレているのか

・何からやればいいのか

・どう成功体験を作るのか

これを正確に見抜く必要があります。


もしあなたが、

・このまま苦手なまま終わらせたくない

・子どもに自信をつけてほしい

・最短で変えてあげたい

そう思っているなら——


できないのは、才能のせいじゃない。

👉 やり方の問題です。

そしてそれは、今この瞬間から変えられます。

 
 
 

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