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跳び箱 飛べない 原因|手前で止まる子の共通点はこれ

跳び箱で止まる子のリアル

助走まではいく。しっかり走れている。踏み切りもしているように見える。

でも——跳び箱の手前、あるいは上で止まる。

何回やっても同じ。周りの子はどんどん飛べるようになっていくのに、自分の子だけ変わらない。


親としてはこう思いますよね。

「なんで止まるの?」

「さっきまでいい感じだったのに」

「あとちょっとなのに…」

そしてつい言ってしまう。

「もっと勢いつけて!」

「怖がらずにいってみよう!」

「とりあえずもう一回やってみよう」


でも、その声かけで変わりましたか?

変わらないなら、原因はそこではありません。

実はこの「止まる」という現象。かなり多くの子に共通する、典型的なパターンです。

そしてそこには、ちゃんとした理由があります。

実は「怖いから」ではない

跳び箱で止まる子を見たとき、多くの人がこう考えます。

「怖いから止まってるんだよね」

確かに、恐怖はゼロではありません。でも、それが“本当の原因”かというと——違います。

なぜなら、同じように怖さを感じていても、飛べる子は飛べるからです。


じゃあ何が違うのか。技術的なズレです。

もっと具体的に言うと、「踏み切り」と「手の使い方」のズレ。

これがあると、どれだけやる気があっても、どれだけ回数をこなしても、止まります。

つまり、止まるのは「気持ち」の問題ではなく「構造」の問題です

ここを間違えると、ずっと解決しません。


やりがちな間違った教え方

ここで、多くの現場で起きている「ズレた指導」を見てみましょう。

よくあるのがこれです。

・「もっと勢いつけて!」

・「気合でいけ!」

・「とにかく回数やろう!」

一見、正しそうに見えますよね。

でも、これでできるようにならない理由はシンプルです。

原因に触れていないから。


例えば、踏み切りがズレている子に「勢いつけろ」と言っても、

ズレたままスピードが上がるだけ。

手の使い方が分からない子に「気合でいけ」と言っても、止まる場所が変わるだけ。

つまり、間違った動きを強化しているだけです。


結果どうなるか。

・何回やってもできない

・失敗体験が増える

・「自分はできない」と思い込む

これが一番もったいない。

本当は、ほんの少しのズレを直せばできるのに


跳び箱は1つの動きではない

ここで一度、前提を変えましょう。

跳び箱は「ジャンプ」ではありません。そして「1つの動き」でもありません。

いくつかの動きが、正しい順番で繋がることで成立しています。

大きく分けるとこの4つです。


助走(スピードを作る)

まずは助走。

ここで必要なのは、より高く跳ぶためのスピードを作ること

基本的には、速ければ速いほど踏み切りの力は強くなる

つまり、ジャンプは高くなります。

ただしここで重要なのが、スピード+コントロール。

スピードだけ出ても、ジャンプの方向をコントロールできなければ、跳び箱にぶつかります。

この時点でズレていると、後の動きすべてに影響します。


踏み切り(反発を作る)

次が踏み切り。

ここで最も重要なのは、両足でしっかり蹴り込むこと

ジャンプ力とは、地面を蹴った力の“反発”で生まれる

つまり、強く押せば強く返ってくる

ここが弱いと、

・高さが出ない

・距離が出ない

すべて足りなくなります。


手の位置(起点になる)

ここがかなり重要です。

手をどこにつくか?

多くの子は、近い位置に手をつく

するとどうなるか、その先に身体を進めるスペースがなくなる

結果、跳び箱を越えられない

逆に、遠くに手をつく意識があると

・ジャンプも前に伸びる

・体が流れる

ここが“起点”になります。


体の流れ(前に運ぶ)

最後が体の流れ。

ここで必要なのは、手をついた後も前に進み続けること。

そのために必要なのが、手で後ろに掻き出す動き。

これがあると、体は自然に前に流れる。

逆にこれがないと、手のところで止まります。


止まる子に共通する3つのズレ

ここまでを踏まえて、

止まる子に共通するポイントはこれです。


助走で前に進む力が足りていない

・スピードが中途半端

・ジャンプに繋がっていない

前に進むエネルギーが弱い


踏み切りで反発が作れていない

・両足で蹴れていない

・タイミングがズレている

高さも距離も足りない


手で掻き出せていない

ここが一番のポイントです。

止まる子は、手を「置いているだけ」になっています

・支えているだけ

・乗っかっているだけ

この状態だと、体は前に進みません

なぜなら、推進力が生まれていないから


さらに言うと、助走と踏み切りでも前に進む力が足りていない

つまり、前に進む力がゼロに近い状態

その結果、手で止まる、 跳び箱の上で座る

この現象が起きます。


ここまで分かれば十分

ここで一番大事なことを言います。

止まるのは才能の問題ではない、完全に構造の問題です。

そして、構造が分かれば直せる。

ここまで理解できた時点で、すでに半分は解決しています。


次にやるべきこと

じゃあどうするか、分解して直す

・助走

・踏み切り

・手の使い方

この3つを順番に整えるだけで、一気に変わります

では具体的にどうやるのか?

次の記事で、

👉 「止まる子が一発で変わる練習法」

を、実際の指導レベルで解説します。


 
 
 

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