跳び箱 飛べない 解決|手前で止まる子が一発で変わる練習法
- elsol えるそる

- 5月11日
- 読了時間: 4分
止まる子が一瞬で変わった話
跳び箱の上で止まってしまう子。
助走はできている。踏み切りもしている。手もついている。
でも—— そこで止まる。座る。終わる。
何回やっても同じ。
「あとちょっとなのに…」
「なんで越えないの?」
そう感じたこと、あると思います。
実際に指導していると、この状態の子はかなり多いです。
そして多くの場合、 「怖いから」と思われている
でも実際は違います。
ある子も同じでした。
・何回やっても止まる
・本人も「怖い」と言う
・周りも「怖いからだね」と言う
でも、動きを見た瞬間に分かります。
「あ、これ技術で止まってるな」
そこでやったことはシンプルです。
「 動きを分解して、1つずつ修正」するとどうなったか。
その場で越えました。
本人はポカンとして、
「え、今いけたの?」
って顔をする。
・ 努力は変わっていない
・ 勇気も急に増えたわけじゃない
・ やり方が変わっただけ

変わった理由は「分解して直した」だけ
ここで一番大事なことを言います。
跳び箱は“根性”でできるようになるものではなく、
構造を理解して直せばできる。
今回のポイントはこの3つです。
・ 助走
・ 踏み切り
・ 手の掻き出し
この3つを整えるだけで、
「止まる」は消えます
ステップ① 助走を作る練習
まず助走。
ここでのポイントは2つ。
「 歩数とスピードの設計」
●歩数は5〜10歩
短すぎるとスピードが乗らない。長すぎるとコントロールできない。
「目安は5〜10歩」
ここで「自分のリズム」を作る。
●スピードは最後でMAX
助走でやりがちなミス
・最初だけ速い
・最後で減速する
・ジャンプ前に止まる
これ全部NG。
ロイター板に入る直前が一番速い状態、
ここができると、 踏み切りの反発が最大になる
●よくある失敗
・ジャンプのためにスピードを落とす
・怖くてブレーキがかかる
これだと前に進む力が消えてもったいない。
ステップ② 踏み切りで反発を作る
次に踏み切り。
ここはかなり重要。
●ロイター板は「ぶち抜く」
よくある指導は、「思いっきりジャンプしよう」
でもそれだと弱い。
正解はこれ「ロイター板を床下までぶち抜くつもりで踏み込む」
イメージは、地面を思いっきり押す。
するとどうなるか。強い反発が返ってくる。
これがジャンプの正体です。
●よくある失敗パターン
ここがかなり重要
① 片足になる・・・力が分散して反発が弱い
② 一度止まる・・・助走のエネルギーが消える
③ 踏み切り位置がズレる・・・近すぎる → 上にしか跳べない
遠すぎる → 手が届かない
→正しい位置はロイター板の目印
●ここが揃うと
「前に進む力+上に跳ぶ力」が両立する
ステップ③ 手で掻き出す練習
ここが“止まる子”の最大ポイント。
●なぜ止まるのか
止まる子は、手を「置いているだけ」
・支えている
・乗っている
だから止まる
●正解はこれ
手で後ろに掻き出す。押すじゃない。
後ろに流す。
これをやると、体が自然に前に進む。
●最初の練習は地面でOK
いきなり跳び箱はやらない。まずは地面で練習する。
動物歩きのような動きで、手で地面を後ろに掻く感覚を作る
ここで「腕支持」の感覚を入れる。
●声かけのコツ
ここがかなり重要。
技術じゃなく「感情」で伝える
「できた時、どんな感じだった?」
この一言で、
・成功の感覚を言語化する
・再現性が上がる
この順番でやると一気に変わる
ここまでの流れ。
① 助走でスピードを作る
② 踏み切りで反発を作る
③ 手で掻き出して前に流す
この順番が重要。どれか1つだけやってもダメ。
全部つながって初めて成立する。
ただし自己流では難しい
ここも正直に言います。自己流はかなり難しい。
なぜか。ズレに気づけないから。
・助走のどこが悪いか分からない
・踏み切りの位置がズレていることに気づけない
・手の使い方が分からない
そして一番怖いのが、間違った動きを繰り返すこと。
これをやると、できないまま固まってしまいます。
安全にできるようになりたい方へ
ここまで読んで、
「これうちの子だ…」
「やり方間違えてたかも」
そう思ったなら、大丈夫です。跳び箱は変えられます
しかも、正しい方法なら、その場で変わることもある
ただし、正しい順番と指導が必要です。
もしあなたが、
・最短でできるようにしたい
・怖がらずに挑戦させたい
・自信をつけさせたい
そう思っているなら——一度、正しい方法を体験してみてください
できないのは才能じゃない、“ズレているだけ”です。
そしてそのズレは、今すぐ直せます。




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