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【体育の地獄が終わる】走るのが遅い子が“急に速くなる”遊びの正体

「うちの子、走るのが本当に遅くて…」 「体育のかけっこが近づくと、学校に行きたがらない」 「もうセンスの問題なんでしょうか?」


こう感じている親御さんは、実はとても多いです。でも、まず最初にこれだけは知っておいてください。


走るのが遅い=センスがない、ではありません。


むしろ逆で、「ある大事な部分が、まだ育っていないだけ」というケースがほとんどです。

「遅い=センスなし」ではない

走るのが速い・遅いは、才能で決まると思われがちですが、小学生前後の子どもに関して言えば、それはほぼ誤解です。

なぜなら、走るという動きは

  • 足の力

  • 腕の使い方

  • 身体のバランス

  • タイミング

これらが同時に噛み合ったときに初めて速くなります。

どれか一つでも欠けていれば、いくら一生懸命走っても速くなりません。

つまり、「遅い」のではなく「走り方の部品が、まだ揃っていない」だけなんです。


速く走れない子の共通点

走るのが苦手な子をよく観察すると、いくつかの共通点が見えてきます。

よくある特徴① 足が前に出ない

  • 膝が上がらない

  • 足を“引きずる”ように走る

  • スタートでつまずきやすい

これは脚力不足ではなく、「どう前に出せばいいか分かっていない」状態。


よくある特徴② 腕が使えていない

  • 腕が横に振れている

  • 小さくしか動いていない

  • そもそも意識がいっていない

腕は“飾り”ではなく、走るリズムを作る重要な役割があります。


よくある特徴③ 走ると身体がバラバラ

  • 上半身だけ前に倒れる

  • 足と腕のタイミングがズレる

  • すぐ疲れる

これは努力不足ではなく、全身を一緒に動かす感覚がまだ育っていないだけです。


速くなるのは練習じゃなく“遊び”から

ここで、多くの親がやってしまうのが

  • フォームを教えようとする

  • 「もっと腕振って!」と言う

  • 何本もダッシュさせる

でも、走るのが苦手な子にとって、これらは“できないことの確認作業”になりがちです。

大切なのは、走り方を教える前に、走りたくなる状況を作ること。

その最短ルートが、鬼ごっこのルールを少し変えることです。


親子でできる鬼ごっこ改造ルール3つ

ここからは、家でも公園でもできる「走るのが苦手な子ほど効く」鬼ごっこです。

① スタート鬼ごっこ(合図ダッシュ)

ルール

  • 親が「よーい…ピッ!」と合図

  • 合図と同時に3〜5秒だけ全力ダッシュ

  • すぐ止まってOK

ポイント

  • 長く走らせない

  • “一瞬だけ速く走る”を体験させる

👉 スタート反応と足の出し方が自然に育ちます。


② 方向転換だらけ鬼ごっこ

ルール

  • まっすぐ逃げるの禁止

  • ジグザグ、くるっと方向転換しながら逃げる

ポイント

  • 速さより“切り返し”重視

  • 追いかける親は本気で負ける

👉 身体のバランスと足の使い方が一気に良くなります。


③ 腕ぶら禁止鬼ごっこ

ルール

  • 腕をしっかり振らないと捕まる設定

  • 腕が止まったらアウト

ポイント

  • フォームを教えない

  • 親がオーバーに腕を振って見せる

👉 腕と脚の連動が、遊びの中で身につきます。


学校の体育で変化が出るまでの目安

「これ、どのくらいで変わりますか?」という質問、よく聞きます。

目安としては、

  • 週2〜3回

  • 1回5分〜10分

  • 鬼ごっこ1〜2種類

これを2〜3週間続けると、

  • 走るフォームが変わる

  • 本人が「前より速いかも」と言い出す

  • 体育への抵抗感が下がる

という変化が出ることが多いです。

大事なのは、記録を縮めることより、怖さを減らすこと。

怖さが減ると、走りは勝手に良くなります。


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まとめ

走るのが遅い子は、センスがないわけでも、努力不足でもありません。

  • 足が出ない

  • 腕が使えていない

  • 全身がバラバラ

ただそれだけです。

そしてそれは、練習ではなく“遊び”の中で整えるのが一番早い。

鬼ごっこを少し変えるだけで、走りは驚くほど変わります。

まずは今日、どれか1つだけでOK。

「体育の地獄」は、家庭の遊び方ひとつで終わらせられます。

 
 
 

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