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走るのが遅い子の原因|かけっこで差がつく「腕の振り」と動きのズレ

一生懸命走っているのに遅い子の共通点

「ちゃんと頑張ってるのに、なんで遅いんだろう…」

かけっこを見ていると、そう感じる場面は多いはずです。

・足は一生懸命動かしている

・全力で走っている

・でも前に進まない

毎回順位がほとんど変わらない。本人も悔しそうにしている。

それでも、

「もっと頑張れば速くなるよ」

「たくさん走ればそのうち速くなる」

そう思ってしまう。

でも、もしその方法で変わっていないなら——

原因はそこではありません。

実はこの状態、かなり多くの子に共通しています。そしてそこには、はっきりした理由があります。

実は「脚の速さ」は脚力だけが原因ではない

走るのが遅いと、多くの人がこう考えます。

「脚力が弱いから遅い」

確かに、筋力はゼロではありません。 でも、それが“決定的な原因”かというと——違います。

なぜなら、

・筋肉が細くても速い子はいる

・逆に体格が良くても遅い子もいる

つまり、速さは筋肉だけでは決まらない

では何が違うのか。

動きの使い方です。

特に重要なのはこの順番。

腕の振り → 姿勢 → 足の動き

この順番で改善するのが、見た目にも効果がわかりやすい。


やりがちな間違い

ここで、多くの人がやってしまう間違いを見てみましょう。

・とにかく走らせる

・筋トレをさせる

・回数を増やす

一見、正しそうに見えますよね。

でも、このやり方で変わらない理由はシンプルです。

ズレた動きを強化しているだけ


例えば、腕を使えていない状態で走り続けるとどうなるか。

「腕を使わない走り」が上達する

姿勢が崩れている状態で走り続けるとどうなるか。

「崩れた姿勢で走る技術」が上がる

つまり、間違った動きを繰り返すほど、直りにくくなる

これが一番もったいない状態です。


走りは「脚」ではなく「全身の連動」

ここで考え方を変えましょう。

走る=脚ではありません、全身の連動です

その中でも、重要な3つの要素があります。


腕の振り(推進力の起点)

走りのスタートは脚ではなく、腕です。

腕を振ることでリズムが生まれ、その動きが全身に伝わります。

特に重要なのが、後ろに引く動き。

片手を前に振るとき、反対の手を強く後ろに引く。

この動きがあることで、体全体に大きな力が生まれる

逆にここが弱いと、全身の連動は生まれません。


姿勢(動きの安定)

次に姿勢。

ここで重要なのは、身体の中心線。

速く走る人は、頭の位置が身体の中心線からほとんど動きません

つまり、上体が安定している。

逆に遅い子は、

・上体がフラフラする

・大きく傾く

この状態だと、力が分散してしまい、速さにつながらない。


足の動き(結果としての出力)

最後が足の動き。

ここはよく注目される部分ですが、あくまで結果です。

重要なのはこの3つ。

・地面の蹴り方

・ももの上げ方

・足の下ろし方

ここが正しくできると、スピードは自然と上がります。

逆にここだけ意識しても、上手くいきません。


遅い子に共通するズレ

ここが一番重要です。

実際に遅い子を見ていると、共通しているズレがあります。

腕の振りのズレ

・肘が伸びている

・振る幅が小さい

・後ろに引けていない

これが起きるとどうなるか。

力が生まれない

本来は、片手を前に振るとき、反対の手を強く後ろに引く

この動きによって、全身を使った大きな力が生まれる

ここができていないと、足だけで走ることになってしまう。


姿勢のズレ

・上体がフラフラする

・上体が大きく傾く

この状態だと、力が逃げてしまう。

速い人は、頭の位置が安定している

ここがブレないことで、全身の連動が高い精度で発揮される。


足の使い方のズレ

・足の裏全体で地面を蹴る

・ももの上げが弱い

・足を下ろしにいっていない

足の裏全体で地面を蹴っていては前に進む力が弱い。

1歩が大きいほど身体を前へ進める力が大きくなるが、

ももを高く上げるだけではダメで、

しっかり下ろすことで回転数が上がる。

ここが抜けていると、ピョンピョン跳ぶような走りになって

スピードは上がりません。


なぜこのズレで遅くなるのか

ここまでの流れをまとめます。

腕が使えていない→ 姿勢が崩れる→ 足が正しく動かない

つまり、大切なのは全部つながって全身の連動をつくること。

どこか1つの問題ではなく、連動の問題、これが本質です。


ここで大事なことを言います。

遅いのは才能ではありません

動きのズレです。

そして、ズレは直せます


遅いのは能力の問題じゃない。

“使い方を知らないだけ”です。

そしてその使い方は、今すぐ変えられます。

 
 
 

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